浮気の調査では尾行及び張り込み調査が基本となるため、ターゲットに気づかれる事態に陥った際は、後々の情報収集活動が難しくなり続けていくことができない状態になってしまうこともたまにあります。
浮気がばれた際に旦那さんが逆に怒り出し手の付けようがないほど暴れたり、人によっては家庭をなげうって浮気している相手と暮らし自宅に帰らなくなる事例も多々起こります。
外国で浮気調査をする際の留意事項として、当該国の法律で日本から渡航した探偵が調査活動を行ってはいけないとされていたり、探偵としての調査活動を禁じていたり、その国での公的な探偵業の免許を要求されることもあるので気をつけなければなりません。
調査を行う上で欠かせない尾行や張り込みを実施することが軽犯罪法で定めるところの「付きまとい行為」になってしまう恐れもあり得るので、滞りなく調査行動を遂行するには思慮深い行動としっかりしたスキルが期待されます。
探偵に依頼して浮気に関する調査を実行し、相手の身元やホテルの出入り等の証拠写真が集まったところで弁護士をつけて離婚を目的とした話し合いが始まります。
依頼する探偵社によってバラバラですが、浮気調査に関するコストを計算する方法として、1日につき3時間から5時間の拘束、探偵の人数が2~3人、困難が予想されるケースでもせいぜい4人くらいに抑える低料金のパック制を設定しているところが多いです。
浮気調査に関して普通の料金設定よりも甚だしく低い価格を掲げている調査会社は、知識のないずぶの素人やフリーターなどを雇っているのでなければそこまでの破格値は実現できません。
通常浮気調査と銘打った情報収集活動には、婚姻状態にある相手がいるのに配偶者とは違う男性もしくは女性との間に男女の関係を有するいわゆる婚外交渉の情報収集も入っています。
浮気の詳細な調査を託した後で面倒なことが起こるのを予防するため、契約書をきちんと読んであいまいなところに関しては、絶対に契約を進める前に聞いておくことをお勧めします。
交通事故専門弁護士 福島
浮気を調査する理由としては、不倫関係を清算させて互いの信頼関係を少しでも前向きな状態にもってくためや相手の男性または女性に対する損害賠償等の請求をする目的や、離婚に関する取引を優位な状況で進めていくという狙いのあるケースがよくあります。
働き盛りの中年期の男性は、当然のことながら積極的な肉食世代であり、若くてフレッシュな女性との接触を好むので、両方の欲しいものが丁度合ってしまって不倫の状況に陥ることになるのです。
幅広い年齢層にスマートフォンが浸透しつつある現在、出会い系アプリやSNSで楽に知らない人とメール友達になれたり容易に会ったことがないタイプの異性を出会えて浮気相手になりそうな人を漁ったりしやすくなっています。
それらの調査は怪しいと確信した人が独力で誰にも頼らずに実施するということもままあるのですが、最近では、プロの探偵調査員に相談することも案外見受けられます。
プロの探偵による浮気に関しての調査結果の報告書類は最後の奥の手となるため、使用するチャンスをミスしてしまうと慰謝料の金額が洒落にならないくらい変わることがあるので用心深く進めていった方が良い結果をもたらすことと思われます。
ターゲットとなる人物が車両を利用して場所を変える際に、現在位置を知るためにGPS端末などのツールをターゲットが利用する車両に勝手に取り付ける作戦は、認められていない目的に使用していることとなるため違法と指摘される恐れがあります。